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個人的おすすめライトノベル5選

書籍

そういえばもうすぐ10月、今世の中的には月見の季節ですね。この時期限定で販売するいつものアレ、今年も発売日に食べました。今年も美味しゅうございました!!食欲優先!!毎日食べれるほど好きです。新メニューも試してみました。こちらもデリシャスでした。

少々脱線してしまったので話を戻します。また秋といえば他にも様々な印象がありますが、私的には読書の秋のイメージが強いです。室内で静かに読む読書も屋外でベンチに座り、風にあたりながらゆったり過ごす読書も好きですね。それぞれの良さがあり、時間ばかり過ぎてしまいます。

今回は読書といっても自分を磨くための参考書や資格勉強等ではなく趣味として息抜きになるもの、その中でも日本のライトノベル(軽小説)を個人的おすすめライトノベル5選という事で厳選してみました。既に完結しているもの、続編が出ているもの、元がネット小説からなど異なるものまとめています。またこちらも高評価でしたら改めてジャンル別ごとに記事にしようとも考えています。(あくまで個人的おすすめです)おすすめ理由も載せて紹介していくので最後までみていただけたら嬉しいです。

とらドラ!

甘酸っぱい青春、忘れてしまった学校生活を思い出させるどこか切なくなるお話 

ジャンル   青春、ラブコメディ、学園、青春、すれ違い
著者竹宮ゆゆこ
イラストヤス
出版社アスキーメディアワークス(メディアワークス)
レーベル電撃文庫
アニメ化2008年10月-2009年3月まで
巻数全25話+OVA1話(アニメオリジナルストーリー有)

まず初めに紹介する作品は『とらドラ!』です。1巻発売日が2006年ということもあり、読んでる方もいれば最近ライトノベルを買い始めた方の中には読んだ方は少数派かもしれません。2010年10月に完結している作品なので名前も聞いたことない方正直いると思います。私の個人的な意見だと好みもありますが正直勿体無いと感じたので最初に書くことにしました。

ストーリー

高校2年生に進級した目つきが鋭く不良と勘違いされる高須竜児(ドラゴン)と誰彼かまわず噛み付く逢坂大河(手乗りタイガー)を中心に竜児が好意を寄せている櫛枝実乃梨や大河が好きな北村祐作が加わり、特に明るく、時に悲しく、時に切ない青春を過ごすラブコメディになっています。ある出来事をきっかけに竜児と大河は「お互いの恋を応援する共同戦線」を張ることになりそこから2人のどこかくっつくようでくっつかない甘酸っぱい関係がはじまります。また高校を舞台とし出逢い、プール、夏休み、文化祭、クリスマス、スキー、バレンタインのエピソードから構成されていて四季折々の場面があります。

アニメ化

アニメ化もしており2008年から2009年までテレビ東京で放送されていました。今もニコニコ動画など動画配信サイトで視聴できるようになっています。アニメだと原作よりお話の都合上省略されていたりしますがオリジナルエピソードもあり見応えがあります。

また国外でも翻訳版が販売しており、2017年10月時点でシリーズ累計発行部数は500万部を突破しています。他にも宝島社の発行誌『このライトノベルがすごい!』作品(シリーズ)部門ランキング」において、『このライトノベルがすごい! 2007』(2006年12月発行)で6位、『このライトノベルがすごい! 2008』(2007年12月発行)で4位、『このライトノベルがすごい! 2009』(2008年12月発行)で2位にランクインし、ライトノベルアワード(KADOKAWA系列の出版社4社(角川書店・富士見書房・メディアワークス・エンターブレイン)が2007年に開催したライトノベルを対象とする文学賞))でラブコメ部門賞を受賞している作品です。

感想

自分の高校生生活を思い出したり、このような青春を送りたかったとそう思えるような作品になっています。竜児と大河の行く末について是非手に取っていただいて読んでいただけたら幸いです。

狼と香辛料

ほのぼの2人旅、旅をしながらそこに住む人々と巻き込まれる事件や陰謀を退き、帰るべき家へ向かうお話

ジャンル   ファンタジー、経済、 商人、旅、ほのぼの
著者支倉凍砂
イラスト文倉十
出版社アスキーメディアワークス(メディアワークス)→KADOKAWA
レーベル電撃文庫
アニメ化1期・2008年1月-3月まで
2期・2009年7月-9月まで
巻数既刊23巻(2021年9月現在)

次に紹介する作品は『狼と香辛料』です。こちら自体元々2005年に行われた第12回電撃小説大賞の銀賞受賞作品です。1巻発売日が2006年と古く、2011年7月発売の第17巻をもって完結しましたが、2016年9月の新シリーズ『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』の刊行開始と同時に再開され、今月に23巻の方が発売されました。お話の舞台背景が中世ヨーロッパを思わせる架空世界なので貨幣や地理、国など多くの専門用語があり、現実離れしている場面が多数あります。また超常的現象(現在までの自然科学の知見では説明できない現象)はいっさい生じないとされています。しかし例外があり『知性を持つ獣』の存在がおり、その正体は同族をはるかに凌ぐ体躯を持つうえに長寿あるいは不死であり、ケモノでありながら人間へ化身することができる存在がいます。そのことを踏まえてみていただけたらより理解が深まる作品です。

ストーリー

旅の青年行商人クラフト・ロレンスが商売の取引をしようと訪れたパスロエ村後にした夜、荷馬車の覆いの下に眠る1人の少女を発見しました。彼女は「ヨイツの賢狼」ホロと名乗る、狼の耳と尻尾を持つ少女でした。彼女は村で神と呼ばれていましたが正体はパスロエ村の麦に宿った狼でした。長年村の麦の豊作に尽くしていたが、農業技術の進歩によって、はるか北にある故郷に帰りたい思いを募らせていました。荷馬車の麦束へ乗り移った彼女はヨイツという故郷の名を話し帰りたいとロレンスに話します。ロレンスは彼女を仲間にし行商を行う中、様々な人に出会い、騒動に巻き込まれながら彼女の故郷を目指すというお話になっています。

特徴的なのは個人の描写にとても力を入れており、ロレンスの厳しく見える中にある優しさや温かさ、ホロの幼い見た目に反する知識の奥深さや食べ物に興味を示す好奇心や明るさなどの描写が詳しく書かれています。また危ない橋を渡ることも多く、ロレンスが捕まったりホロが売られそうになったり、大商会のやりとりに利用されたりなど時に命の危険に巻き込まれながらも2人で知恵を出し、時に力づくに解決していくところが魅力的です。

アニメ化

二期まであり、2008年1月-3月、2009年7月-9月と独立UHF局他 計8局にて放送されていました。他にもラジオやゲームなどの媒体展開がありました。また『このライトノベルがすごい』(年1回12月発行)の「作品(シリーズ)部門ランキング」では、『このライトノベルがすごい! 2007』(2006年12月発行)で1位、『このライトノベルがすごい! 2008』(2007年12月発行)および『このライトノベルがすごい! 2009』(2008年12月発行)で5位にランクインした。同じく「キャラクター女性部門」でも、『このライトノベルがすごい! 2007』でヒロインのホロが1位を獲得しています。

感想

ファンタジー作品でありながら登場する貨幣の設定の深さと多さ、商人や人々の生活の表現など読んでいくと中世のヨーロッパを旅している気分になります。ホロの時に可愛く、時に頼りになったり、生意気な部分が愛おしくロレンスの身長差が身を潜め大胆になる面など成長に関しても巻を追うごとに感じられます。ほのぼのした雰囲気とスリルの両方を味わいたい方におすすめです。ホロが故郷へ帰れたかは是非手に取っていただいて読んでいただけたら幸いです。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

英雄たちの活躍が様々なお伽噺(英雄譚)が好きな少年が英雄に至るまでの物語

ジャンル   ファンタジー、ダンジョン、神様、冒険者
著者大森藤ノ
イラストヤスダスズヒト
出版社SBクリエイティブ
レーベルGA文庫
アニメ化1期・2015年4月から6月まで
2期・2019年7月から9月まで
3期・2020年10月から12月まで
4期・2022年に放送予定
巻数既刊17巻(2021年4月時点)

次に紹介する作品は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』です。こちら現在も連載されており、巻数が増えるたびページ数も増量している印象がある作品です。

ストーリー

地下にあるダンジョンを潜り、階層を踏破し出現するモンスターを討伐し得た魔石や素材を売って生計をたてる冒険者がこの作品には存在します。冒険者に憧れる少年が主人公になっています。魔法やファミリア(神の眷族となった人間たち)、冒険者ギルド、神々やエルフなどファンタジー要素満載でひたすらダンジョンダンジョンとダンジョンが出てくる作品になっています。本作品は小説投稿サイト「Arcadia」に『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のタイトルで投稿されていたものを『ファミリア・ミィス』へ改題し、第4回GA文庫大賞へ投稿して大賞を受賞しタイトルを戻して2013年に書籍化されたものです。

また本編と外伝があり外伝も本編と負けないぐらい面白く巻数もありますが、今回は本編の方を紹介します。あらすじは1巻から3巻までが1部として、主人公のベルとヒロインたちの出会い、ベルの最初の冒険などが描かれいます。『駆け出しの1人しか団員がいない冒険者ベル・クラネルは、単独でダンジョンに臨み、今日も上層でモンスターと戦っていた。しかし不運なことに中層級の強さをもつミノタウロスに襲われ、なすすべもなく追い詰められたベルは、間一髪のところでロキ・ファミリアの女性冒険者アイズ・ヴァレンシュタインに助けられる。ただベルはその後礼も言わずにその場から逃げ去ってしまう。あまりの衝撃的な出会いにより、アイズに一目惚れしてしまい、彼女に釣り合うような立派な冒険者となろうと心に誓う。これが切っ掛けとなりベルにスキル憧憬一途が発現し、規格外の急成長を遂げてゆく』様々な冒険やダンジョンの恐ろしさ・レベルアップなど苦難を持ち前の明るさとファミリアの仲間達と超えていくお話になっています。最新刊は4部に当たる部分で1巻から読み応えのある作品です。

こちらもファンタジー作品で特有の用語があり、ファミリア、神の恩恵(ファルナ)、レベル、基礎アビリティなどあります。まるでテレビゲームの世界にいるような感覚が味わえる部分もあり現実世界では経験が少ない突然の最期の描写も細かく書かれている作品です。またテレビアニメは過去3期まで、2022年に4期が放送される予定です。劇場版やゲームなどの媒体展開も行われています。また2019年においてシリーズの累計で1200万部が発行されています。他には第3回『ラノベ好き書店大賞』を2014年に受賞。2016年に『第2回SUGOI JAPAN Award』でラノベ部門1位を獲得。『このライトノベルがすごい!(2020年)』では2010年代総合ランキングで第4位に入っています。

感想

本編・外伝含めると二十冊以上あるダンまちシリーズ。人気作でありまだ続いているお話となっています。新刊が出る楽しみや冒険を味わいたい方におすすめです。色々な思惑に翻弄されながらも道を進むベルのお話を是非手に取っていただいて読んでいただけたら幸いです。

たとえば俺が、チャンピオンから王女のヒモにジョブチェンジしたとして。

元コロッセオチャンピオンと腹黒王女がタッグを組んで王国を壊し自分達の未来に向かって突き進んでいくお話

ジャンル   ファンタジー、異世界、職業、剣闘士
著者藍藤 唯
イラスト霜降(Laplacian)
出版社KADOKAWA
レーベル富士見ファンタジア文庫
アニメ化無し
巻数既刊3巻(2021年3月時点)

次に紹介する作品は『たとえば俺が、チャンピオンから王女のヒモにジョブチェンジしたとして。』です。こちらは元々小説投稿サイト『小説家になろう』に連載されていたものが書籍化された作品となっています。2020年8月に1巻が発売されたばかりの新しいお話で今からでも追う事ができる巻数となっています。独特の世界観である天職(全ての人間が生まれついて決まった職業を持つ)によって人生が決まる世界やコロッセオ、剣闘士がキーワードになっています。

ストーリー

世界の何処かにあるコロッセオで不敗のチャンピオンだったフウタが観客からの非難や生き方に疲れ、自ら八百長試合に乗ってしまい追放されてしまう場面から始まります。相手の動きや能力を模倣することができるフウタは対戦相手が使う武器を使い相手と同じ流派や我流の戦い方まで模倣して数倍に返して勝利を重ねていきました。ただ優勝しても観客にはブーイングされ、チャンピオンでありながら孤独であった彼はつい悪魔のような誘いに乗ってしまいコロッセオを追われます。その後長い旅を経て遠く離れたある王国で浮浪者寸前の状態で倒れてしまう。お金もなく天職が無職であった彼は普通に仕事に雇ってもらえません。そんな彼が酒場に貼られた変わった依頼を受けた末に王女の食客(ヒモ)として生活を送るお話です。

感想

武闘派で色々と願いを叶えるために暗躍する王女、助けてくれた王女に全てを捧げるチャンピオンとムードメーカーでありながらどこか寂しがりで頼りになるメイドなど時に助け合いながら立ち向かっていくお話でもあります。過去からの因縁や王女の職業、メイドの過去など登場人物を掘り下げながらも隣国や貴族、はたまた皇子やチャンピオンに挑んでいた挑戦者など次々とフウタ達の前へ現れます。読んでいてハラハラしながらもフウタの強さに憧れ、続きが気になるそのように自分は読んでいて感じました。

またコミカライズされていて少年エースplusに連載されています。特設ページが設置されていたり、Amazonにも書籍の方が販売されています。最新刊も2021年3月に発売されたばかりなのでこれを機に手に取っていただいて読んでいただけたら幸いです。

僕は友達が少ない

友達がいない高校生達が集まりの友達作りを目的としたクラブ活動を経て友達とは何かを学んでいくお話

ジャンル   学園、残念系、ラブコメディ、ハーレム
著者平坂読
イラストブリキ
出版社メディアワークス→KADOKAWA
レーベルMF文庫J
アニメ化1期・2011年10月-12月まで
2期・2013年1月-3月まで
※二期のタイトルは『僕は友達が少ないNEXT
巻数 全14巻(本編11巻+アンソロジー2巻+番外編1巻)

最後に紹介するのは次に紹介する作品は『僕は友達が少ない』です。1巻発売日が2009年8月で2015年8月で完結していますので知らない方は他の作品よりは少ないかもしれません。お話自体は高校が舞台で日常系になります。ただ幾つか特徴的な作品で、主に友達を作るために創設された隣人部の部員達にスポットライトが当てられています。そしてあたっているか分からない友達活動をし、どこか個性が強すぎる面々と過ごす残念な日々を過ごしていきます。ただ過ごしていく中で部員の過去や人間関係の変化が学校生活の中で起こり、毎巻毎巻続きが気になってしまうそのような作品です。2011年に最も売れたライトノベルとなっている人気作です。

ストーリー

聖クロニカ学園に転校したばかりの高校2年生羽瀬川小鷹は転校初日から遅刻してしまい、最悪の1日を過ごす。自己紹介も逆効果となってしまい髪の毛が金髪な事も相まって不良と勘違いされクラスメイトから避けられていた。ある日教室へ忘れ物を取りに来た小鷹はクラスメイトの1人、三日月夜空が誰もいない教室でひとりげに楽しく会話している場面に遭遇してしまう。空想上の友達と話しているという夜空は小鷹をみて友達作りの部活、隣人部を創設し小鷹も入部させられてしまう。やがて隣人部には、女王様気質で理事長の娘でもある金髪碧眼の美少女・柏崎星奈、「しんのおとこ」を目指す楠幸村、変態気質の天才発明家・志熊理科、邪祈眼の小鷹の妹である羽瀬川小鳩と、非常に「残念」な美少女達が次々と入部してくる。彼女らと過ごして小鷹にも友達ができる日が来るのだろうか。というお話になっています。

アニメ化

こちらもアニメ化されています。二期まであり、2011年10月-12月、2013年1月-3月とTBS、MBS、CBC、BS-TBSにて放送されていました。2018年10月時点でシリーズ累計発行部数は700万部を突破していて、1巻発売直後に出版された『このライトノベルがすごい!』2010年度版にて作品部門ランキングの23位にランクイン。その後2011年度版では2位となっています。他にもアンソロジーやドラマCD、ゲーム、実写映画化、モバイル、フィギュアなど幅広く手を出しています。

感想

読んでいて絶対経験した事がない部活や活動や考え方、時に感覚の違いに戸惑ったり、時にシリアス、時にお腹を抱えて笑えるそんな作品になっています。小鷹と彼女達の関係の変化や変わらない考えや譲れない事でぶつかり合ったり残念といいながらも青春を謳歌している印象があります。他の四作品より読み手を選ぶイメージが自分の中でありますがおすすめ作品なのは変わりないので今まで味わったことのない未体験に興味がある方、これを機に手に取っていただいて読んでいただけたら幸いです。(このように書いてしまっていますがお気に入りの作品の1つでよく読み返すほどでもあります)

まとめ

以上の5作品を今回紹介させてもらいました。それぞれジャンルやアニメなどの媒体展開など違いがありますがどの作品も読みやすく、またすぐ購入することができるものでまとめています。完結したものや来年アニメがあるもの、まだ連載中のものなど読みたい方に合わせて手に取っていただき、休日の楽しみとして読んでいただけたら幸いです。

また他のジャンルのブログも投稿いたしますのでよろしければ応援の程よろしくお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございました。

※今回紹介した作品に関わった方々につきまして一律敬称略とさせていただきました。どの方も素晴らしい作品を生み出されており、私としては尊敬の念しかございません。一読者として先生方のご健康とご活躍の方陰ながら応援させていただきます。

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