はじめに
前回ジャック・スパロウの冒険の記事を投稿した際、興味を持っていただいた方から暖かいコメントをTwitterにていただきました。
とてもありがたいことで早く次の紹介記事を投稿しようと考えている中、新しい取り組みもしていたので2か月時間が空いてしまいました。お待たせしました。
映画に関してですと変わらず続編のニュースは来ていません。1ファンとして楽しみにしているので良い知らせを待っています。
コメントして下さった方本当にありがとうございます!他記事でも感想いつでもお待ちしています!!
また期間が空いてますので、前回のあらすじを軽く紹介した後本題に入ろうと思います。
前回のあらすじ
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の主人公ジャック・スパロウの少年時代を描いたジャック・スパロウの冒険。
カリブ海にあるトルトゥーガ島から仲間になったアラベラとフィッツと共に旅を出る所からこの物語は始まりました。途中に寄ったガイコツ島で新たな仲間としてジーンとトゥーメン、そしてジーンの妹?である猫のコンスタンスを迎え入れ、伝説のコルテスの剣を追い求め旅を続けます。
またジャックだけが巻き込まれた人魚との出会いをきっかけに自由を代償に奪われた彼はよりコルテスの剣を求めることに。
同じくコルテスの剣を狙う悪名高い強大な敵、左足のルイとの争奪戦はもうすぐに迫っているのであった。
ここまでがあらすじになります。
また前回の記事で1巻「嵐がやってくる!」と2巻「セイレーンの歌」を詳しく紹介しています。
今回の記事を読む前に、こちらの記事を読んでいただけたらより楽しめると思います。
ジャック・スパロウの冒険2
今回は3巻「海賊競争」と4巻「コルテスの剣」の2冊を紹介したいと思います。
ジャックVS左足のルイ!?
【3巻紹介】海賊競争
前回、石化した仲間を救う代わりに恐ろしい人魚達から大切なものを奪われたジャックと何も知らない仲間達。途中でコルテスの剣の鞘が剣がある目的地を指している事に気付き進路を向ける。そちらに進むうちに剣を持っている候補者である海賊左足のルイの船を見つける。仲間達の意見をまとめながらジャック達はついに目的地であるフォルトゥーナ島に上陸する事となった。
しかしこの島ではある異変が起きていた。
ジャック達の読み通り、左足のルイはコルテスの剣を所持していた。そして剣の力を使い島から正直者達(善人)を全て消してしまっていた。
悪人ばかりが蔓延る島でコルテスの剣とその鞘、そして新たに見つかった羊皮紙を巡りジャック達と海賊達の競争が始まる。
剣と鞘と羊皮紙が揃いし時ついに本当の力が目覚める。ここからコルテスの剣のお話は終盤へと向かっていきました。
蘇った征服者と抗えジャック・スパロウ
【4巻紹介】コルテスの剣
ルイを退け、剣と鞘を揃えた後ラテン語を読める仲間フィッツのおかげで羊皮紙を読み上げ剣はついに真の力を…。
とはならず、困惑しているジャックの背後に硫黄と悪臭を漂わせ鎧を着た幽霊、エルナン・コルテスが現れた。羊皮紙に書かれていた言葉は持ち主の霊を呼び戻す呪文だった事に気付く。
コルテスは剣を教えるために現れたとジャックに告げ剣の力によってルイの船は姿を消した。強大な力に魅力されたジャックとコルテスのアステカ帝国を滅ぼした暴虐性を危険視する仲間達と意見が対立し、仲間を置いてコルテスの元へといく。
その後コルテスに剣の使い方を教わるジャック。しかし途中でコルテスが教えるのをやめ、それ以上を求めるなら石目のサムの目玉を私に持ってこいと要求しジャックはそれに応じようとする。
コルテスが求める目玉はジャックが人魚に預けたものだった。
体調を崩したトゥーメンを気遣う仲間と置いて行こうとするジャックとで関係に溝が生まれてしまう。結局ジャックは仲間達を置き去りにしまう。剣の力によって巨大な船となったグランドバーナグルー号に乗り、人魚がいるサイリーナ島を1人目指す。
かつて経験したことのない危険とコルテスの思惑に巻きこまれている事をジャック・スパロウは知る由もなかった。
ジャック・スパロウの冒険第一部最後のお話。アクションシーンが多く衝撃のラストが待ち構えています。
詳しくは本編を読んでいただきたいのですが、今回からお話に出てくる重要人物を紹介する事にしました!
今回はコルテスの剣の持ち主であるエルナン・コルテスと6巻初登場預言者ティア・ダルマを紹介します。
蘇りし悪霊エルナン・コルテス
エルナン・コルテスは実在の人物で本名は、エルナン・コルテス・デ・モンロイ・イ・ピサロと言います。
15世紀に生きたスペイン貴族であり、バジェ・デ・オアハカ初代侯爵です。
ジェ・デ・オアハカ侯爵と新大陸(大航海時代に以降にヨーロッパ人が新しく発見した、南北アメリカ大陸の事)の植民地化とスペイン王家に貢献したコルテスのため出来たものです。今でも子孫が受け継いでいます。
またスペイン語で征服者を意味するコンキスタドールを職業とし、メキシコ高原にあったアステカ帝国を征服。その後完膚なきまでに粉砕し文明破壊を行いました。
また元々いた王に丁重に迎えられたのに関わらず黄金を略奪し、インディオの大量虐殺を行った人です。
キリスト教徒かつ敬虔なるカトリック信徒のためインディオ社会にあった人身供養などの「野蛮」とされる側面のみをあげ、その文化に全く理解を及ぼしませんでした。
今では勿論許されない事ですが、かつてはコルテスの行為に関して、インディオたちを人身供犠などを掲げる残酷な旧来の宗教の因習や鞏固な身分制から解放した、など過激なカトリックの見方により正しいものとされていました。
またパイレーツ・オブ・カリビアンでは第1作目に呪われたアステカの金貨が登場します。
こちらはコルテスが略奪した金貨で呪われいます。この金貨を1枚でも箱から盗み出すと生きたまま白骨化し、感情や痛感がなくなり、永遠に死ねない身体になってしまいます。
劇中ジャック・スパロウを陥れた元航海士、キャプテン・バルボッサとクルー達が白骨化し、自分達が死にたいが為に金貨を全て集めようとしていました。
史実通りの残虐性を秘めたキャラクターとなっており、ジャック達を殺し七つの海を支配しようとしていました。
予言者ティア・ダルマ
キューバにあるパンタノ川河口の沼地に小屋を建て暮らしているます。カリブ海地域のアクセントで話す女性でブードゥーの呪術に精通した呪術師であり予言者です。
ティア・ダルマは映画第二作から出演している人物で大人になったジャック・スパロウに助言や手助けを行っています。
性格は気まぐれであり、かつては違う姿をしていたとも言われています。
逆らう事を許さず、話を聞かない人を嫌います。難解な話をするのが特徴的です。
ジャック・スパロウ の冒険でも何度も登場しジャック達の手助けを行なっています。
ちなみにジャックが所持している持ち主が1番願うものを指す魔法のコンパスは彼女から手に入れたものです。
またお茶目な一面があり、憎むに憎めない味方キャラクターです。
個人的にジャックの次に好きなキャラクターです。
ここまでコルテスとティア・ダルマについて紹介しました!!
コルテスは実在の人物、ティア・ダルマは映画でも出演している魅力的な人物です。味方・敵関係なく魅力的な登場人物がいるからこそパイレーツ・オブ・カリビアンは人気を誇るシリーズだと思います。
感想
前回より危険が増え、命を失うスリルと皆の起点により順調にコルテスの剣を手に入れてしまいます。
ただジャックのワンマンプレイが多くみられ、仲間の大切さを見失っているお話だと感じました。力に魅了されているジャック・スパロウ 。しかし最後まで読んでいくと彼が仲間を想っていることが分かってきます。
あと今回出演したティア・ダルマはお気に入りのキャラクターだったので小説に出てきて嬉しかったです!
次回予告
・大切なお守りが盗まれた!?真犯人を探せ! 【5巻】青銅器の時代
・最も危険な敵シルバーバックとの遭遇!?【6巻】銀の時代
次回は上記の2冊を紹介しようと思います。コルテスの剣を巡る争いも終止符が打たれ無事解決しました。しかし彼等に落ち着く暇もなく、また事件に巻き込まれる事に…。
またこの記事が投稿されてからまとめて紹介しようと考えています。
まとめ
今回特に戦闘描写や知能戦が多く、ハラハラする展開ばかりでした。魔法が存在する世界なので現実では味わえない摩訶不思議な事も書いてあったりします。
個人的に今回詳しく書くとネタバレだらけになってしまうので是非読んでいただきたいです!!語り合いたいぐらい好きな作品です。
まぁ触れない程度に書くとしたらこの一言…
ティア・ダルマ最高!!!
以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。このブログでは本の他にもゲームやガジェット、化粧品やショッピングサイトなど様々なものについて紹介しています。興味がありましたら別の記事も見ていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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